1.スカラシップ生採用
(1)採用・認定式
(2)定期面談
(3)修了式
2.交流活動
財団では、さまざまなイベントを通じて国内学部生、ASEAN大学院留学生と卒業生も含めた交流を図っています。
(1)那須研修合宿
1泊2日で那須スポーツパークにて開催する合宿形式のイベントです。2025年度は初日、「ASEANを知る会」のワークショップをメインに、夕食はバーベキューを囲み、日が暮れてからは「星を見る会」を開催しました。2日目は任意で「日本の文化にふれる会」として近隣の寺院で坐禅、写経体験をするグループと、那須スポーツパーク施設内でグランドゴルフ、野球、バドミントン、テニス、散策など自由に過ごすグループに分かれて活動しました。このイベントでは、2日間一緒に過ごすことで、スカラシップ生同士の交流の深まりを感じられる機会となっています。
(2)ASEANを知る会
例年、ASEAN諸国の理解とスカラシップ生間の交流を深めることを狙いとして「ASEANを知る会」を開催しています。ASEAN大学院留学生を中心に、自国の紹介や参加者からの質問に答えるなど、学生同士、堅苦しくなくASEAN諸国を知る良い機会となっており、2023年度からは那須研修合宿中のワークショップとして活動しています。 2025年度も財団のASEAN大学院留学生特別選考委員長の谷紀夫先生より、ご専門の文化人類学的な視点から「隣人は異文化」というテーマでASEAN各国、また日本国内にもある文化的な違いを紹介していただきました。それをきっかけに、その後のグループワークショップでは、ASEAN大学院留学生はそれぞれ自国(ベトナム、タイ、インドネシア、マレーシア、フィリピン、カンボジア、ミャンマー)のこと、また国内学部生は日本のことを紹介しあい、それぞれの共通性や違いを改めて認識する機会となりました。
(3)日本の文化にふれる会
当初は、主にASEAN大学院留学生を対象にスタートしましたが、国内学部生の中にも日本の伝統芸能などに直接ふれる機会がなかった学生も多く、現在では両者対象の回とした多くの学生が参加しています。従来は国立劇場開催の「歌舞伎鑑賞教室」への参加をメインに大相撲観戦、人形浄瑠璃鑑賞などもしてきましたが、2024年度からは那須研修旅行合宿の2日目に、那須スポーツパーク近くの「黒羽山 大雄寺」を訪れ、由緒ある寺院建築にふれ、坐禅や写経体験を行いました。 また、2025年度からは大学別「日本の文化にふれる会」として、各大学の学生幹事を中心に、それぞれで「日本の文化にふれる」機会を企画・開催することを始めました。「和菓子作り」「茶道」「切子細工作り」など伝統的な体験、「お囃子」「落語」など伝統芸能の鑑賞、「アイヌ文化」「博多人形絵付け」など地域に根差した文化を知り、体験するなど、様々な企画が立ち上がり、またここへの参加を通じて大学内での交流も深まっています。
(4)交流の集い
毎年恒例の財団最大のイベントで、ほぼすべての現役スカラシップ生の参加に加え、例年卒業生や財団にかかわりのある方々をお招きしています。2025年度は卒業生も多く参加いただき、参加者180人を超える盛大な会となりました。現役スカラシップ生にとっては、先輩から様々なアドバイスをいただける貴重な場であり、また卒業生の方にとっては年に一度の同窓会として懐かしい顔ぶれとの再会の場となり、大学、学年、国、年代を超えた財団の縦横のつながりを感じさせる会となっています。
(5)ASEAN大学院留学生同窓会
ASEAN大学院留学生どうしの交流を目的として、現役生と日本在住の卒業生が集まって東京で同窓会を開催しています。また数年に一度、ASEAN各地へ帰国した卒業生を集めて、現地同窓会を開催しています。2025年度はタイのバンコクとベトナムのハノイで開催し、旧交を温めることができました。いずれの同窓会も参加者が多く、近況報告や母国の話などでにぎやかに過ごしています。
3.SNSの活用と「友情の絆」発行
SNSを活用し、国内学部生、ASEAN大学院留学生ともにそれぞれの活動状況や関心ごとについて情報交流を行うとともに、卒業生との情報の接点としています。 また、上記SNSに投稿された内容も含めて、財団の機関誌「友情の絆」を年に一度発行しています。
4.社会科学研究助成
毎年、若手研究者による社会科学分野の研究に対して助成を行っています。(指定大学あり) 2025年度は以下の研究に対して助成を行いました。
東京大学大学院法学政治学研究科 内海博俊 教授 「デジタル化以後の民事訴訟における情報の収集・管理・開示」 東京大学大学院法学政治学研究科 大西楠テア 教授 「出入国管理法制の国際比較―滞在資格と滞在利益の保障をめぐる法制度の日独比較を中心として―」 東京大学大学院経済学研究科 川合慶 教授 「Network Representation of Market Power and Product Substitution」 一橋大学大学院経営管理研究科 篠崎裕司 准教授 「ラフ・ボラティリティの研究」 早稲田大学商学学術院 目時壮浩 教授 「管理会計担当者のビジネスパートナリング機能を向上させる構造的・能力的要因に関する研究」
5.地震研究助成
6.理事会・評議員会開催
3月の理事会では次年度の事業計画および収支予算計画等について、また6月の理事会および評議員会では前年度の事業報告および収支決算等を審議します。